Connected place ~つながりの創造~


土地の近くに小学校があるので、ママ友を集めてホームパーティーを開くような、人と関わることが好きなご家族をイメージしました。コミュニケーションが誘発される仕組みを家の随所に取り入れれば、住む人に喜んでいただけるのではないかと考えて、コンセプトにはつながりという言葉を入れました。LDKに続く大きなバルコニーや、LDKの中の畳スペースが特徴的な住宅です。







この物件が完成するまでの
印象的なエピソードを教えてください。
設計 プロジェクトチームで集まった初日に、この土地を仕入れた来た開発営業課の方が誇らしげに‘この土地どう?’って、私に声をかけてきたことがまず印象的でした(笑)
仕入営業 確かに学校も近くて土地も広くて、凄く良かったんですよ。
設計 私も見てすぐにそう思いました。条件が良すぎて、上司からもいい物件が作れるって期待されました。この物件のポイントは角地なので角からどう見せるかでした。建物の形とデザインにこだわっています。角の部分に大きめのバルコニーがありますが、それを挟むように黒いボリュームを配置しました。家の中からも見えるので、抜け感を意識しています。
施工管理 こだわりが詰まっている分、苦労もしました。私がこれまで担当した物件でこんなに大きく、形が複雑なバルコニーはなかったので、水の流れる勾配を取るのが難しかったです。それでも、上司と大工さんと相談して設計の方とも話し合いを重ねて最終的に良いものにすることができました。

プロジェクトチームで家づくりをすることについて、
どう思いますか。
企画営業 私は営業なのでお客様に家をご紹介していますが、設計や施工管理のことで分からないこともでてきます。そんなときに仕入れや設計、施工管理のメンバーに聞くと、すぐに回答がくるので、スピード感を持ってご対応できることがプロジェクトチームのメリットだと思います。チームで一緒に家づくりをしているので、困ったときにすぐに助け合うことができます。おかげでお客様から信頼をいただくことができています。
設計 営業で入社して間もないメンバーからは突拍子もない意見がでることもありますが、設計は頭が硬くなりがちなので、新しいアイデアを生み出しやすい環境だと思います。あとはお客様の声を直に設計に取り入れられることもメリットだと思います。
施工管理 一般のハウスメーカーだと部署ごとで作業が細分化されていることが多いですが、プロジェクトチームを介して他の部署の仕事内容も把握することができるので、いろいろな知識が得られるのが面白いですね。投資や保険の話は、施工管理の普段の仕事の中では触れられない内容なので、家づくりに関わる者としてはすごく勉強になります。





入社のきっかけと、
入社後のやりがいについて教えてください。
企画営業 不動産に叔父叔母の代から関わっていたのがきっかけです。ただお客様と接するだけというよりは、私も建物を企画営業したいと考えていて、それができるのが三栄建築設計でした。入社して感じた魅力は、とにかく人がいいということですね。年齢関係なく色々な話をしてくれますし、仕事以外のことまで面倒を見てくれます。私が本気をだせばそれ以上の本気で返してくれるので、成長できる環境だと思います。
施工管理 シンプルに家づくりをしたいというのがきっかけです。注文住宅だとお客様のご希望に合わせて家をつくりますが、建売の会社ではお客様をイメージした上で、みんなで考えた家をつくり、販売します。それがいいと思いました。建売の中でもかっこいい家を作るのが三栄建築設計でした。他の会社では、3~4個のデザインで勝手に現場が進みますが、三栄建築設計は「同じ家は、つくらない。」のポリシー通り、一つ一つ考えながら作るので大変です。ただ、それが楽しさでもあります。
仕入営業 私はもともと不動産の仕事は考えてなかったのですが、街を歩いているときに何気なく、この家、住宅注文なのかなって思って見たら三栄建築設計の建売だった、というのがこの会社との出会いです。単純に家が好きだったこともあり、プロジェクトチームで営業でも自分の意見を出して素敵な家がつくれるのは面白いんじゃないかと思いました。建物が建った瞬間はすごく嬉しいですし、自分たちが形にしたという満足感でいっぱいになります。
設計 私は高校、専門学校、大学で建築を学んできて、商業施設・学校など色んな分野の建築をやりましたが、住宅が人の生活の基盤になっていて、一番人に近いと思ったからです。建売は同じ家を建てるイメージがあったので、最初は注文住宅を見ていました。なので、三栄建築設計の建売住宅をみたときは建売住宅っぽくないな、と驚かされました。工事課の方も言っていましたが、建売住宅はこちらが生活をイメージして設計する。注文住宅だとお客様主導で家を作っていく。お客様に選んでいただけるものを自由に設計できるということが、最後の決め手になりました。